悩みタイトル

入眠困難
寝床についてもなかなか(30分以上)寝つけない
中途覚醒
夜中に何度も目が覚める、1度目が覚めるとなかなか寝つけなくなる
早朝覚醒
起きる予定の時間よりも2時間以上前に目が覚めそのあとなかなか寝つけない
熟眠障害
眠りが浅く、実際の睡眠時間と比べ熟睡した感覚が得られない
不定愁訴
倦怠感や意欲低下、集中力低下、抑うつ、頭重、めまい、食欲不振など睡眠不足による二次的な身体の不調

不眠症に対する当院の考え

人間は身体の機能が一定に保てるようにするために恒常性(ホメオスタシス)という機能が備わっています。外気温に関係なく体温が36℃前後で保たれていたり心拍数や血圧がある程度一定に保たれているのもこの機能が働いているからです。睡眠に関して言うと夜は眠くなり身体を休めようとし、日中は活動できるよう覚醒状態を保とうとします。
この機能には自律神経が大きく関係しています。
自律神経には交感神経(活動する際に働く神経)と副交感神経(リラックスする際に働く神経)の2種類ありどちらか一方の働きが優位になればもう一方は働きは少なくなります。
2つの神経が天秤にかけられてるとイメージしやすいと思います。
副交感神経が優位になるとリラックスでき身体を休められ睡眠がとれる状態になります。
交感神経から副交感神経への切り替えが上手くできないと身体が休める状態とならないので眠る事が出来ません。
不眠症の多くはこの自律神経の乱れからくるものとされています。

なぜ不眠症になるのか、その原因

不眠症の原因
① 睡眠に対するこだわり、仕事などに対する悩みや緊張や不安、恐怖体験などからくる心理的なストレス
②不規則な勤務体系や昼夜逆転の生活、運動不足などの生活習慣の乱れ
③寝具や枕が変わる、光や音、温度・湿度など睡眠を取る際の周囲の環境
④降圧剤や抗がん剤、抗ヒスタミン薬などの服用している薬の副作用
⑤利尿作用を促すアルコールやカフェイン、覚醒作用のあるニコチンなど刺激物の摂取
⑥アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、うつ病や統合失調症などの精神疾患、睡眠時無呼吸症候群や気管支喘息などの呼吸器疾患、高血圧、腎臓病、心臓病など様々な疾患

不眠症になる原因はたくさんありますがその多くは自律神経の乱れからくるものです。

不眠症の軽減方法

不眠症を改善するには不眠症を引き起こす原因を取り除く必要があります。
自分に合ったストレス解消法を見つける。
一定の時間に寝床につき一定の時間に寝床から出る、適度な運動をするなど生活習慣を改善する。
アルコールやカフェイン、ニコチンなどの嗜好品の摂取を控える。
寝室の光や音を遮断し適度な室温を保つなど睡眠を取る空間の環境を整える。
疾患の影響で不眠症を引き起こしているのであれば専門の病院に受診する。
まずは自分が何が原因で不眠症を引き起こしているのか知ることが大切です。
前の項目でも記載した通り不眠症の多くは自律神経の乱れ、主に交感神経優位の状態から副交感神経優位への切り替えが上手くできていない状態です。
交感神経優位の状態が続くと常に緊張状態となり骨格筋の過度な緊張がみられます。首の後ろ側の上半分には副交感神経センサーという自律神経のバランスを整えるポイントがあり、その
周囲の筋肉が緊張していると副交感神経の働きが阻害されてしまいます。
首や肩、背中の筋肉の緊張を緩めることで副交感神経が正常に働きやすい状態になり不眠症が改善されるケースもよくみられます。

当院オススメの軽減メニュー

不眠症に対して当院の効果的な施術は鍼灸治療です。
鍼灸治療には局所(主に首肩周り)に施術を行う治療と全身のバランスを調整する全調整鍼という治療の2種類ありどちらも不眠症に対して効果的です。
局所の鍼灸治療は緊張してる首肩周りの筋肉やツボに対してアプローチし筋肉の緊張を和らげることで副交感神経センサーが正常に働くようになり副交感神経優位の状態にもっていきやすくすることができます。
全調整鍼は東洋医学的な観点からアプローチする形になります。東洋医学では不眠症を「失眠」といい五臓(肝・心・脾・肺・腎)の肝か心もしくは両方の機能が正常に働かなくなり引き起こすとされています。まず腹診を行い五臓のうちどこの機能に異常があるかを調べます。異常がある臓腑の経絡上のツボを使って施術を行い異常をきたしている五臓のバランスを整えることで不眠症を改善させることができます。
局所治療と全調整鍼を組み合わせて施術を行うことでより効果的です。

施術頻度はどのくらいか

局所の鍼灸治療では週2~3回の治療が効果的です。筋肉の状態によって頻度の増減はありますが通院を始めた最初の段階や症状が強く出ている間はこれぐらいのペースを目安にしてください。
全調整鍼は週1~2回の治療が効果的です。腹診の反応と症状を見ながらにはなりますが目安のペースはこれぐらいになります。
どちらの治療も経過を見ながらベストな通院ペースを当院のスタッフがお伝えさせて頂きます。